事業領域

医薬品から液晶テレビ、スマートフォンまで。伊勢化学工業が関わる分野は多岐にわたり、人々の暮らしを快適にするため、たゆまぬ研究開発を行っています。主な事業はヨウ素及び天然ガスと金属化合物。どの分野でも製品を生産するだけでなく、リサイクルにも積極的に取り組んでいます。生命の星・地球に眠る地下資源の恩恵を受け、製品を生産しているからこそ環境への配慮を忘れない。当社は人と地球とともに歩み続けます。

ヨウ素及び天然ガス事業

ヨウ素

人々の健康や産業を支える貴重な資源

数百万年前ー関東平野が海底にあった頃ー多くの有機物が堆積した層が地殻変動によって閉じ込められ、古代海水“かん水”が誕生しました。当社では地下900~2000mに眠るかん水からヨウ素と天然ガスを生産しています。
「ヨウ素」と聞いて、まず思い浮かぶのはうがい薬ですが、実は人体のみならず動物の生存に必須の元素であり「ヨウ素欠乏症」の治療や健康維持に欠かせない物質です。
それ以外にもX線診断の造影剤などの医療分野や農薬、液晶用偏光フィルムや自動車のシートベルト・エアバッグなどに使用される素材の安定剤としても使われています。
最先端の分野で活躍する注目の素材です。

天然ガス

ヨウ素と密接な関係にある天然ガス

天然ガスは数百万年もの歳月をかけて古代地層の有機物がバクテリアに分解されかん水に溶け込んでいます。
地下から汲み上げられたかん水と天然ガスはセパレーターで分離され、産出された天然ガスは都市ガス用・工業用としてガス事業者へ供給されます。
天然ガスは同じ化石燃料である石油・石炭に比べて地球温暖化の原因である二酸化炭素の発生量が少なく、地球に優しいエネルギーとして注目されています。

金属化合物事業

金属化合物

電子部品の原材料として市場拡大に対応

金属化合物はここ十数年で産業界からの需要が急速に高まっています。
特にニッケル、コバルトの金属化合物はコンデンサやリチウムイオン電池などの原材料として使われる注目の素材です。
当社では、1970年代から金属化合物事業をスタートし、現在ではニッケル、コバルト系の金属化合物をお客様のニーズに合わせて、徹底した品質管理の下に生産しております。

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